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無記名ドットコム

問われて名乗るもおこがましい

通し狂言『東海道四谷怪談』

舞台 感想まとめ 歌舞伎
人生初スマショは寒い。(待機中)

国立劇場文楽のお隣では歌舞伎。四谷怪談といえばお岩さま。
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染五郎さんはチラシの三役プラス、冒頭のストーリーテラー鶴屋南北(四谷怪談の作者本人が出てきて忠臣蔵の世界を解説してくれる)、大詰で大星由良之助(大石内蔵助)と計五役。お岩さま初役。


今回は元々忠臣蔵の世界と表裏で描かれていた四谷怪談を、忠臣蔵とどう絡んでいるのか示しながら通す公演。

お岩さまの夫民谷伊右衛門は、塩谷判官(浅野内匠頭)側の浪人なので、忠臣蔵での塩谷vs高師直(吉良上野介)が四谷怪談の世界でも根深く絡んでくる。




三角屋敷が無かったため、直助お袖の印象が薄くなる一方で、小汐田又之丞を冒頭から出して「薬くだせぇ」の小仏小平の背景がわかりやすくなった。

そして深読みしたくなるキョトン顔の米吉お梅。伊右衛門にあの子が一目惚れするには幸四郎さんが渋すぎた感は否めない。一人だけゲキ渋。


クララに関しては同様の意見を幾つか見かけたので私だけじゃなかった模様。


隼人は初日だったからか雪地面の布につるつる足を滑らせていて怖かった。そういえば歌舞伎座忠臣蔵通しが掛かった時、錦之助さんvs又五郎さんの奥庭がとても良かった。あそこはスピードだけじゃだめなんだなぁ。


演目が演目だし、公演関係者皆様お怪我の無いように。